<<トミーのとことんパソコン入門講座>>

第6回 初心者によくあるトラブル
初心者の皆さんがよく見舞われる代表的な3つのトラブルへの対処法です。

パソコンがフリーズした時
Windowsでは複数のプログラムが同時に作動し、何らかの原因でプログラムがパソコンの動作を止めてしまうことがあります。こうなったらウンともスンともいわないので、しばらく待ってHD動作中のランプが点滅していなければ、あきらめなければなりません。
このとき、最初にCtrl + Alt + Delete の各キーを同時に何度か押し、強制終了をさせることができます。それでも何も起こらない場合は、再度Ctrl+Alt+Deleteを押し、パソコンを再起動させます。
それでも反応がない場合は、あきらめてリセットスイッチを押し、それでもだめな場合は、電源スイッチを切ります。
ただし、電源を切ってコンピュータを消してしまうとハードディスクのディスクを壊す原因になりかねません。電源スイッチによってしかフリーズを回避できない状態が続いたら、一度パソコンに詳しい人に見てもらうようにしましょう。

パソコンの電源が勝手に落ちる
最近のパソコンは、消費電力を減らすためにパワーセービングという機能を持っています。ある一定の時間使用しないと、ハードディスクやディスプレーの電源を自動的に切るように設定されているのです。
ただ、勝手に電源が落ちると困る場合もありますので、そのときはコントロールパネルを開き、<電源の管理><電源設定><常にオン>を選択します。こうすると、パソコンの電源が勝手に落ちることがありません。

マウスが思うように動かなくなった
マウスは内部のボールが回転すると、それにともなってローラーが回転し、コンピュータがその移動量を読み取り、それに伴ってマウスカーソルが移動します。だからマウスを使っている間にローラーにほこりが付着し、ローラーがうまく回転しなくなることがあります。
ほとんどのマウスは底面の部分が開けるようになっており、ローラーを簡単に掃除できるようになっています。マウスの動きが鈍くなったと思ったらお試しください。
一方、最近ではOptical(光学式)センサーがマウス内部のボールの代わりになった、オプティカルタイプのマウスが流行っています。私はこれで今までの「マウスは消耗品」という考え方が180度、変わりました。なんせボールの磨耗やローラーの損傷もありませんから、いくら使っても思うようにマウスが動くのです。余計なストレスもかかりません。
しかもこのマウスには、画面のスクロールをマウスの上部についているホイールで動かせるという機能まで付いています。つまり、長い文章でもわざわざカチカチとマウスを動かさず、人差し指だけですいすいと画面のスクロールができるのです。一度、このマウスを知ると他のマウスは不便で使えないというぐらいのものです。
マウスのローラー掃除をしても思うように動かない状態が続いたら、このオプティカルタイプでホイールでのスクロール機能がついたマウスを使うことをお勧めします。これで腕や手首に余計な負担がからず、幾分かは肩こりが減るかもしれませんよ。


ここからトミーにメールを書こう! 質問、励まし、お叱り、差し入れ(笑)何でもどうぞ!

<<戻ります

Copyright Oberon.net Netzwerksysteme GmbH 2001(C)All Rights Reserved